役員報酬の決め方

概要

役員報酬とは、会社が社長や役員に支払う報酬のこと(会社と個人のお金を分けるため)

◎実質的に役員へ継続して提供される価値は役員報酬と見なされることがあります

注意点

役員報酬は、利益調整の恐れがあるため、税務上で厳格にルールが定められています。

生活費や会社のお金の余裕、税金や保険料を考慮して決めることが一般的です

役員報酬を決める際の流れ

実際に役員報酬を決める際の流れを確認していきましょう。

株主総会・社員総会に関する書類作成ガイド(Link
議事録テンプレートも入っています。

金額決定のポイント

以下の観点から金額を決定することが一般的です。

また、保険や税金を考慮し、手取り・会社負担額をイメージすることも大切です

◎将来の企業業績や利益予測から逆算

設立初年度は企業業績の予測が困難なケースあり。

◎生活に最低限必要な水準から逆算

これまでの生活費の水準から逆算して報酬金額を決定。利益が多く残った場合は、翌年に役員賞与を設定することも可能。

◎銀行借り入れを実施する予定の有無

銀行借り入れを予定している場合、赤字は融資が下りにくいため避けた方が無難。そのため役員報酬の金額は小さめに設定。

参考)手取り額と会社負担額の関係

役員報酬から「所得税」「住民税」「社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険の本人負担分)」を差し引いた残りが「手取り」です。

【具体的な金額イメージ】

※役員の年齢は40歳、扶養人数は0人と仮定
※上記のほかに住民税がかかります